第16回 住宅ローンの巻

家を買う。家を建てる。リフォームする。
という時は、各種の住宅ローンが利用できます。

住宅ローンは、大きく分けて2種類。
銀行などの民間金融機関が融資する民間ローンと
住宅金融公庫などが手がける公的融資があります。

民間ローン

 都市銀行、信託銀行、地方銀行、ノンバンクが取り扱い。
 住宅の面積や価格などに明確な制限がなく
 金融機関が判断する担保価値に応じて融資する仕組み。
 借りる人の収入や勤務状況といった返済能力も
 融資条件を左右する材料となる。

公的融資

 住宅金融公庫などが取り扱い。
 融資の対象となる住宅の面積や価格、品質などに制限アリ。
 ただし、安定した収入があれば
 職業や勤続期間が問われないので、誰でも借りやすい。

住宅ローンの金利の仕組みにも、固定型、変動型、固定期間選択型と
大きく分けて3つのタイプがあります。
最近では、ゼロ金利政策解除されたこともあり
「借換え」を考える人もいるようです。

借換えとは

 住宅ローン返済中の方が「無駄な利息は支払いたくない!」と
 今までの借入先の住宅金融公庫や銀行から
 別の借入先に乗り換えて、新しい取引を始めること。

住宅ローン3つのポイント

  • 住宅ローンとは10年以上の長いお付き合いを前提とする!
  • 毎月いくら返済できるかは、自分自身で決める!
  • 住宅ローン返済は、毎月の給料と貯金とのバランスが最重要!

どこから、どんな種類のローン・融資を受けるかは
自分自身が理解出来るまで、よく調べることが重要です。
将来を見据えて、資金計画に合った住宅ローンを探しましょう。